ローマが仏代表MFエンゾンジを33億円超で獲得 ナインゴラン流出の中盤を補強
移籍金は成果ボーナス込みで最大38億円、2022年までの4年契約
昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準決勝に進出したイタリアのローマは、移籍市場終了間際となったところでロシア・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーの獲得に成功した。
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ローマはスペイン1部のセビージャから、フランス代表MFスティーブン・エンゾンジの獲得を発表した。ローマは昨季終了後に元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランがインテルに移籍しており、中盤のボール奪取力低下が課題に挙がっていた。しかし、W杯決勝のクロアチア戦でも途中出場して中盤で存在感を放ったエンゾンジの獲得で、その問題を解決した格好だ。
エンゾンジの契約は2022年までの4年間で、移籍金は変動制が採用されている。2625万ユーロ(約33億円)を基本に、成果ボーナスは最大で400万ユーロ(約5億円)となり、総額では3000万ユーロ(約38億円)を超える可能性がある契約とされた。
ローマは昨季CLでの大躍進が記憶に新しいが、リーグ戦においては7連覇中の絶対王者ユベントスをストップする候補の一つでもある。そのローマにW杯優勝メンバーが中盤の補強として加わったことで、昨季に匹敵する競争力を確保することに成功したと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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