アーセナルOB、守護神チェフに“安泰ではない”と警告 「28億円で来た男がいる」
レーマン氏が英TV番組に出演、新加入GKレノを「競争相手」と明言
イングランドの名門アーセナルで通算6シーズンにわたって活躍した元ドイツ代表GKイェンス・レーマンが、現在古巣のアーセナルで守護神を務めているチェコ代表GKペトル・チェフに対して警告のメッセージを送った。
現地時間12日に行われたプレミアリーグ開幕戦のアーセナル対マンチェスター・シティの一戦に先発したチェフは、90分間精力的なプレーを披露。ビルドアップの部分であわやオウンゴールとなるようなミスもあったが、度重なるピンチで驚異的なビッグセーブを見せるなど、守護神の名に恥じないプレーを見せつけた。
しかし、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組「The Debate」に出演したレーマン氏は、今夏レバークーゼンから加入したドイツ人GKベルント・レノの名前を挙げ、「2000万ポンド(約28億円)で来た新しい男がいる。彼は競争相手だ」と、チェフに対して自身の地位を維持することは容易ではないと警告した。
「ベルントが良いGKであることは間違いない。疑問は彼が過去に見せてきたものより、できるかどうかだ。より多くのリスクを負い、発展を続ける必要がある。彼はそれができると思うがね」
もちろんチェフ自身も、レノとのポジション争いが起きることを理解しており、「我々はポジションをつかむためにプレシーズンを戦ってきた。全ての選手が常にラインナップに入りたいと思っているが、それはGKも同じだ」と発言している。
チェフとレノ――。優秀なGK同士のポジション争いは、今後どのような展開を見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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