トットナムMFの“踏みつけ行為”が物議 「許せない」と両軍サポーターから非難の声
古巣ニューカッスル戦でのワンシーンが波紋広げる 「37試合の出場停止処分を…」
トットナムのフランス代表MFムサ・シッソコが、自らの行為により2016年まで所属した古巣と味方の両サポーターから非難を浴びている。11日に行われたイングランド・プレミアリーグ開幕戦でニューカッスルMFケネディを踏みつけたことで、敵軍ファンの怒りを買ったのはもちろん、自軍サポーターからも出場停止処分を求める声が上がっているのだ。
2-1でトットナムが勝利した試合後、ニューカッスルのサポーターは、シッソコが倒れているケネディの右ふくらはぎ裏あたりを右足で踏みつけている画像をSNS上でシェア。「本当に酷いし許せない。FAが彼に37試合の出場停止処分を下すことを願う」「シッソコの酷い行為。今すぐ処分を科すべきだ。できれば契約が切れるまで」との声がツイッター上に上がり、トットナムサポーターと思われるファンも冗談交じりに「賛成だ。シッソコは永久追放だ」とコメントした。
英紙「デイリー・メール」がこの件を報じると、同サイトのコメント欄にも「スパーズファンとしてがっかりした」「スパーズファンだけど、処分を科すことに賛成」と、自軍サポーターからも厳しい声が上がってしまった。
なお、この試合の笛を吹いたマーティン・アトキンソン主審は、シッソコの行為に対してカードを出さず、FAも同選手に処分を科していない。同紙には「もしこれが(セルヒオ・)アグエロだったら、シーズン全節出場停止だ」と揶揄する声も書き込みもあった。
2016年にニューカッスルから移籍金3000万ポンド(約43億円)でトットナムに加入したシッソコ。かつての本拠地で行われた開幕戦で、一騒動を巻き起こしてしまった。
page1 page2