メルボルン・V合流の本田、獲得熱望の監督が絶賛 「謙虚で寛大」「休むことはない」
現役引退も考えるなか、マスカット監督からのオファーで豪州行きを決意
オーストラリア1部、Aリーグのメルボルン・ビクトリーに加入した本田が15日、現地で記者会見に臨んだ。本田獲得を熱望していたというケビン・マスカット監督は本田を「謙虚で、寛大だ」と称賛している。衛星放送「FOXスポーツ」オーストラリア版が報じた。
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ロシア・ワールドカップ後に日本代表からの引退を示唆した本田は、メキシコ1部パチューカとの契約も満了し、現役引退まで考えていたという。そんな時にオファーを送ったのがメルボルン・ビクトリーだった。本田は指揮官からのオファーが考えを改めるきっかけになったと話している。
「キャリアの中で新しいチャレンジとなりとてもうれしく思います。W杯の後に辞めることも考えていましたが、幸運にもこのクラブは僕のキャリアを変える素晴らしいオファーをしてくれました。
クラブと話をして考えが変わりました。ケビン(監督)は僕にこのクラブで成功してほしいと言った。彼はとても野心のある人間です。僕もそうです。彼にインスピレーションを受けました」
本田にラブコールを送ったマスカット監督も本田のプロとしての姿勢を絶賛している。
「彼のプライオリティーはビクトリー(チーム)にある。彼はどんな試合も練習も休むことはないでしょう。彼は謙虚で寛大で、何かを還元する機会を求めている」
先日、カンボジア代表を実質的に指揮することが決まるなど、いち選手の枠にはまらないキャリアを歩む本田だが、プレーへの情熱は失っていない。自身を誘ってくれたマスカット監督、そしてメルボルン・ビクトリーへの思い入れは大きいようだ。
2020年東京五輪への出場の夢も明かしているレフティーは、初挑戦のオーストラリアでどのような活躍を見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)