ユナイテッド、さらなる補強に向けて調査開始 “引き抜き対象”となっているのは?

パラティチ氏(左)、モンチ氏(右)【写真:Getty Images】
パラティチ氏(左)、モンチ氏(右)【写真:Getty Images】

イタリア王者ユベントスとローマから招聘へ、両者が難しい場合は元オランダ代表も視野

 今夏のプレミアリーグ移籍市場が9日に閉幕したなか、名門マンチェスター・ユナイテッドが水面下で進めようとしている“補強”があるという。英紙「インディペンデント」が報じている。

 その補強対象は、選手ではなくフロントだ。ユナイテッドはイタリア王者ユベントスのファビオ・パラティチ氏とローマのモンチことラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏という両クラブのスポーツ・ディレクター(SD)を招聘するべく、調査を開始しているという。

 パラティチ氏は2010年夏に、現在クラブのゼネラルマネージャー(GM)を務めているジュゼッペ・マロッタ氏とともにユベントスに引き抜かれ、リーグ7連覇の黄金時代を築く礎となっている。一方のモンチ氏はスペイン1部セビージャのSDとして際立った交渉をまとめ続けて“敏腕”の評判を確かなものとし、ローマでも昨季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で4強進出のチーム編成を行った。

 ユナイテッドは両者の引き抜きが難しければ、オランダの名門アヤックスで最高経営責任者(CEO)を務めているクラブOBの元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏の招聘も視野に入れている。

 近年、ユナイテッドは大型補強の効果が乏しいという評判がついて回っている。持ち前の資金力を有効活用するための“補強”を成功させることができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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