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元カメルーン代表の37歳FWエトー、カタールSC移籍決定 「何より私が望むのは…」
かつてバルサのエースとして活躍、シャビやスナイデルもプレーするカタールリーグへ
カタール・スポーツ・クラブ(カタールSC)は13日、バルセロナの元エースストライカーで、元カメルーン代表FWサミュエル・エトーがフリートランスファーで加入したと発表した。
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バルセロナだけでなく、インテルミラノやチェルシーなどでプレーした37歳のエトーは、昨シーズンまで3年間トルコリーグに在籍。今夏にトルコのコンヤスポルと契約が終了となり、フリーの状態で他クラブへの移籍を模索していた。現役引退も考えられる状況のなか、フランスラジオ局「RFI」のインタビューでエトーはこんな言葉を残していた。
「何より私が望むのはサッカーを続けることだ。私はあと2シーズンプレーし、その後キャリアを終えて新しい人生をスタートさせたい。ゴールを奪う方法は知っている。それは私が人生をかけてやってきたことだし、私がやり続けることなんだ」
フランスのクラブ移籍も噂されていたエトーだが、最後に契約を結んだのは意外にもカタールだった。ただ、同国リーグにはバルセロナでともにプレーした元スペイン代表MFシャビ、インテルで共闘した元オランダ代表ウェズレイ・スナイデルらが活躍しており、二人の存在も少なからず移籍に影響した可能性がある。
1998年フランス・ワールドカップにカメルーン代表史上最年少の17歳3カ月で出場したエトー。代表通算118試合出場56ゴールで同国最多ゴール記録を保持する。現役生活の中でUEFAチャンピオンズリーグを3度制覇。また2度のアフリカ・ネーションズカップ優勝、4度のアフリカ・オブ・ザ・イヤーを経験している。欧州で数々のタイトルを手にしてきたストライカーは、カタールの地でどんなパフォーマンスを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)