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W杯準優勝に貢献のFWマンジュキッチ、32歳でクロアチア代表引退を発表
ロシアW杯でフル稼働したマンジュキッチ、クロアチア黄金世代から代表引退表明
今年のロシア・ワールドカップ(W杯)で準優勝したクロアチア代表のFWマリオ・マンジュキッチ(ユベントス)が代表から引退するとクロアチアサッカー連盟が14日に発表した。
マンジュキッチはロシアW杯グループリーグ初戦ナイジェリア戦からスタメン出場を続け、準決勝のイングランド戦では延長に決勝ゴール。決勝のフランス戦では、W杯史上初となる決勝でのオウンゴールを記録した一方、自身も相手GKウーゴ・ロリスのミスを突いてゴール決めるなど、重要な場面で勝負強さを見せた。FWニコラ・カリニッチが起用法を巡ってズラトコ・ダリッチ監督と対立した末にチームを去った後、負担が大きくなった前線でハードワークを続けた。
しかし、32歳になったマンジュキッチは、若手に道を譲ることを希望し、代表チームから去る決断した。2007年の初キャップから89試合で33ゴールの成績を残し、そのキャリアを終えることになった。MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)やMFイバン・ラキティッチ(バルセロナ)らを擁する“クロアチア黄金世代”からまた一人、代表引退表明となった。
今後は、現在所属しているユベントスでのプレーに集中することになる。今季はレアルからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入したこともあり前線の競争は激しいが、クラブがアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインよりも優先してチームに残し、ボルシア・ドルトムントからのオファーを一蹴するなど評価は高い。
時にサイドハーフとしてもプレーするハードワーカーは、W杯でクロアチア最高成績となる準優勝を置き土産に後進に道を譲る。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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