村の人口を超える観衆殺到! イタリア席巻の“C・ロナウド狂騒曲”に英メディアも注目
伝統の紅白戦が行われたヴィッラール・ペローザが熱狂に包まれる
今夏レアル・マドリードからユベントスへ移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間12日に行われた伝統の紅白戦で初お披露目となった。その試合の舞台となったイタリア・ピエモンテ州南部の小さな村は、ロナウド見たさで人口以上の観衆で膨れ上がったという。
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イタリア全土で巻き起こる“ロナウド・フィーバー”に、英公共放送「BBC」も注目した。12日にトリノ郊外の小さな村「ヴィッラール・ペローザ」で行われた毎年恒例のユベントスの紅白戦。人口4000人の小さな村のスタンドは、5000人の観衆で埋め尽くされたという。
その試合で早速初ゴールを奪う活躍を見せたロナウド人気は絶大。そして、1955年から続けられている伝統の紅白戦は、ファンのピッチ乱入により後半27分で打ち切りとなった。
ユベントスのメインスポンサーであるフィアット社の創業者、ジョヴァンニ・アニエッリ氏が生まれた地で行われた一戦で、ロナウド狂想曲はさらに過熱した。
「今や世界最高のチームに世界最高の選手が加わった。黒と白のユニフォームが自然と似合っている彼を見るのは最高だ。チームにも上手く融合している。ヴィッラール・ペローザはユベントスファミリーを一体にする。ユベントスにとっても、ビアンコネリ(ユーべの愛称)を愛する人にとっても、一度きりのユニークな瞬間なんだ」
フィアット社のジョン・エルカン会長は、こう語った。この日、小さな村で繰り広げられた“ロナウド狂騒曲”は、今季を通じて起こるであろう熱狂の序章に過ぎない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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