ハノーファー浅野を独メディアが改めて称賛 「人気者になる素質あり」「止められない」
ビルバオ戦の1得点1アシストの活躍を受けて高く評価
今季アーセナルから期限付き移籍でハノーファーに加入したFW浅野拓磨が、地元メディアから高評価を受けている。ドイツメディア「Sportbuzzer」は現地時間13日に更新した記事で、浅野とユース育ちのMFリントン・マイナを「俊敏で闘争心がある」とし、11日に行われたアスレチック・ビルバオとのテストマッチで「リズムの良さとゴールへの嗅覚」を見せつけたとして称賛した。
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浅野はビルバオ戦で先発出場。開始23分に左サイドからクロスを供給し、ドイツ人FWニクラス・フュルクルクのゴールの起点となると、その4分後、マイナが前線に送ったボールを左足で押し込んだ。試合はそのまま2-0でハノーファーが勝利し、浅野は1ゴール1アシストと全得点に絡んだ形となった。
「Sportbuzzer」は試合直後、浅野について「マイナのシャープなパスを受け、思い切りボールを叩き込んだ。この調子でプレーを続ければ、(イーラス・)ベブと並んでファンのお気に入りの選手になるポテンシャルを備えている」と期待を綴っていたが、その見解は今も変わらないようで、13日の記事でも「浅野には新たにファンの人気者となる素質がある」と繰り返し述べている。
同サイトはさらに「浅野は止められない」「試合中何度も拍手喝采を受けていた」と、同選手が得点に絡んだシーンを振り返り、173センチのマイナ、171センチの浅野について「小さな二人が大きなプレーを見せた」と称えた。
すばしっこく走り回り、ビルバオの守備陣に捕まらなかった浅野。マイナ、 フュルクルク、ベブとのコンビネーションも抜群で、後半から浅野に代わって入るもリズムをつかめなかったアメリカ代表FWボビー・ウッドとの差は歴然だった。地元メディアから高評価を受ける背番号11は、その予想どおりファンのハートをつかみ、さらにはアンドレ・ブライテンライター監督の信頼も得て、レギュラーとして定着できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)