ユベントス英雄、C・ロナウド獲得の意義を熱弁 「イタリアサッカーを前進させる」
ネドベド副会長、欧州制覇への一歩になったと確信
イタリア王者ユベントスのOBでクラブの副会長を務める元チェコ代表MFパベル・ネドベド氏は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得を「欧州ビッグの間に割って入ることを可能にする」と話した。ユベントスの公式チャンネルで語ったもの。
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ネドベド副会長は、現地時間12日に本拠地トリノのあるピエモンテ州南部にあり、ユベントスのメインスポンサーを務める自動車メーカー「FIAT」創業者ジョヴァンニ・アニエッリ氏が生まれた地でもある「ヴィッラール・ペローザ」で、開幕前に恒例となったユースチームとのクラブ全体での紅白戦となるトレーニングマッチを行った後、インタビューに応じた。
このイベントについてネドベド副会長は、「私も何度も経験しているが、ここはユベントスがどんなクラブかを理解する場所だ。サポーターに新加入選手が理解される場所でもあり、もちろん逆についても言える」と、意義を語った。そして、開始わずか8分でゴールを決めたロナウドについて、その獲得の効果に太鼓判を押している。
「この獲得は、我々が今までよりもさらに欧州ビッグの間に割って入ることを可能にするものだ。我々がクリスティアーノをユベントスに連れてくることができたのは、素晴らしいことだ。彼は将来にわたってユベントスに新しいことをもたらしてくれるし、イタリアサッカーをも前進させる」
ネドベド副会長は現役時代、ユベントスのトップ下として活躍し、2002-03シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝までチームを導いた。しかし、準決勝で受けた警告により決勝が出場停止になり、チームもタイトルを逃した苦い経験がある。それだけに個人としては、レアル・マドリード時代からの“4連覇”を狙うことになるロナウドの加入で、欧州制覇へ向けた大きな一歩になったと確信しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)