顔面パンチ、飛び膝蹴り… 代表戦のサッカー乱闘劇に海外震撼 「容赦ないケンカ勃発」
マレーシアとUAEのU-23代表戦で両軍入り乱れる取っ組み合いが発生
両国の強化を目的としたサッカーの親善試合で、両軍が入り乱れる取っ組み合いに発展した。U-23マレーシア代表が8日にU-23UAE代表と対戦し、2-0と勝利した一戦の後半に大乱闘劇が勃発。英紙「ザ・サン」は「容赦ないケンカが勃発」と報じている。
試合はマレーシアが前後半に1点ずつを決めて2-0とリードし、残り16分という時間帯に問題のシーンは起きた。
UAEのGKがボールをキャッチし、両軍の選手が各自のポジションに移ろうとした際、前線に上がろうとするUAEの選手と後方に戻ろうとしたマレーシアの選手が接触。これを妨害と受け取ったのか、UAEの選手が激高してジャンピングキックをお見舞いすると、仲裁に入った相手選手に両手を振り回して顔面パンチを繰り出した。
これを口火に両軍のメンバーが一斉に駆け付け、一部の選手やスタッフが止めに入るなか、飛び膝蹴りやヒップアタックが飛び交るなど、その場は騒然。およそ2分間続き、ようやく事態は沈静化した。
英紙「ザ・サン」は「マレーシアとUAEのU-23代表戦で容赦ない喧嘩が勃発した。0-2と劣勢だったUAEの選手たちは、ひがみっぽいタックルに頼った」と伝えている。また、マレーシア紙「ウトゥサン・マレーシア」は「UAEの選手がマレーシアの選手を蹴った」と乱闘のきっかけとなる暴力行為に触れ、「シャー・アラム・スタジアムの愚か者。恥ずべき!」と指摘した。
試合はマレーシアがそのまま2-0と勝利したが、後味の悪さが残る親善試合となってしまったようだ。
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