ユベントスが「4-4-2」採用決断 希代の7番を生かす“ロナウドシステム”でCL優勝へ
アッレグリ監督はロナウドに合わせたシステムの採用を視野
イタリア王者ユベントスは、新加入のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを最大限に生かすため、システムを4-4-2にすることを決断したという。イタリア紙「ラ・レプブリカ」が報じている。
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ユベントスは近年、4-2-3-1、あるいは4-3-3をベースにしながら、3バックもオプションにして戦ってきた。しかし、今夏の移籍市場で移籍金1億1200万ユーロ(約140億円)のと手取り年俸3000万ユーロ(約39億円)という巨額投資でロナウドを獲得。その得点力を生かすため、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はシステム変更を決断したという。
ロナウドと2トップを組むのはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラで、その後ろに4枚のMFを並べる。両サイドの攻撃的なポジションにブラジル代表FWドウグラス・コスタとイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキを配置し、ロナウドのゴール能力を最大限に引き出したい考えがあるという。そのため、前シーズンまでのシステムは「ロナウド欠場時のオプション」という扱いになると記されている。
アッレグリ監督は「チームは十分に成長してきた。目標は明確だ」と、UEFAチャンピオンズリーグ優勝を最大の目標にすることを明言。前人未到のリーグ7連覇を果たしているユベントスが作り上げる“ロナウドシステム”は、1996年以来となる欧州制覇の起爆剤となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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