バルサ守護神、意地のPKストップでW杯敗退の“選考ミス”をアピール 「過ちを証明」
テア・シュテーゲンがセビージャ戦でPKストップを決めて勝利に貢献
バルセロナは現地時間12日のスペインスーパーカップ・セビージャ戦で2-1と勝利し、今季一冠目を獲得した。後半アディショナルタイムには、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・ テア・シュテーゲンがPKストップに成功。ロシア・ワールドカップ(W杯)では先発落ちを味わったなか、スペイン紙から「ヨアヒム・レーブの巨大な過ちを証明した」と称賛されている。
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「テア・シュテーゲンが彼よりも先にノイアーを選んだことが過ちだったと証明した」と報じたのは、スペイン紙「マルカ」だった。
決められたら同点に追いつかれる土壇場で、バルサの守護神が大仕事をやってのけた。2-1で迎えた後半アディショナルタイム、相手のフランス代表FWウィサム・ベン・イェデルが放ったPKのコースを読み切ると、ゴール左への横っ飛びで完璧にボールをキャッチ。文字通り、1点のリードを死守した。
ドイツ代表は連覇が懸かったロシアW杯で同国史上初となる1次リーグ敗退の憂き目を見た。レーブ監督は昨季バイエルンで長期離脱をしていたノイアーへの信頼を崩さず。バルセロナで獅子奮迅のパフォーマンスを見せていたテア・シュテーゲンはベンチを温め続けた。
「テア・シュテーゲンがレギュラーでもドイツがW杯を優勝できたと示唆することは困難だ。なぜなら、それと無関係な数々な問題を抱えていたからだ。しかし、グループステージを突破できたことはほぼ確実だ」
記事ではこのように指摘し、テア・シュテーゲンのほうがスタメンに相応しかったと示唆している。バルサの守護神は今季、ロシアで味わった悔しさを晴らすような活躍を見せてくれそうだ。