復活のリバプールFW、出場24秒高速弾 クロップ監督も大はしゃぎ「なんだいあれは!?」
リバプール復帰のスターリッジ、開幕戦途中出場からファーストタッチでゴール奪取
リバプールは現地時間12日、プレミアリーグ開幕戦でウェストハムと対戦し、4-0で勝利した。この日、途中出場した元イングランド代表FWダニエル・スターリッジは、ピッチに立ってわずか24秒でネットを揺らす高速ゴールを決めている。
リバプールが3-0で迎えた後半42分、左CKを得た場面で、エジプト代表FWモハメド・サラーに代わってスターリッジがピッチに立つと、そのままファーサイドに構えた。 そして、元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーがCKを放り込み、相手DFが頭で逸らしたボールがスターリッジの足元に舞い込み、冷静に左足のダイレクトシュートで合わせた。ゴール右隅に決まり、ファーストタッチでゴールを陥れている。
英公共放送「BBC」の番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」は公式ツイッターで「24秒。ファーストタッチ。ゴール。悪くないね、スターリッジ!」と投稿。ピッチに立ってわずか24秒でスコアを動かしたことを紹介している。
また、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は試合後のクロップ監督のコメントを紹介。スターリッジに対して賛辞の言葉を送っている。
「なんだいあれは!? 10秒? 12秒? ははは! 時には運というものは人生で必要だが、彼にはああいう場面で運は必要ないんだ。なぜなら、ゴールへの鼻が利くからね。素晴らしかったよ。スターリッジはファンタスティックなプレシーズンを過ごした。私がここに来てからベストな彼を見ているよ。信じられないような新たなオプションを手にした」
2013-14シーズンには現バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスと強力2トップを形成したスターリッジだが、近年は度重なる負傷もあり、トップパフォーマンスは影を潜めていた。今夏ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンからレンタルバックしたスターリッジにとって勝負のシーズンとなるが、開幕戦で早くも結果を出してみせた。