メッシがスーパー杯制覇でイニエスタ超え タイトル獲得数「33」でクラブ史上最多に
同数で並んでいたイニエスタが神戸に移籍し、単独トップに浮上
リーガ・エスパニョーラ開幕に向けた恒例のスペインスーパーカップが現地時間12日に行われ、バルセロナが2-1でセビージャに勝利した。FWリオネル・メッシはこの試合に先発フル出場し、ゴールこそなかったものの勝利に貢献。バルサでの通算獲得タイトル数を元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)を上回る「33」に伸ばしたとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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試合は前半9分にセビージャのスペイン人MFパブロ・サラビアが、今季からリーガで導入されるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経ての判定による先制ゴールを決めて、バルサは早々に追いかける展開に。しかし前半42分、メッシが放った直接FKがポストに直撃したこぼれ球を元スペイン代表DFジェラール・ピケが押し込んで同点。後半33分にはフランス代表FWウスマン・デンベレの強烈な右足シュートを決まり、バルサが勝ちきった。
バルサはシーズンごとに手にしている公式戦タイトルをひとまず手にしたわけだが、同紙によるとその数は豪華絢爛だ。ピケ、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが28回目のタイトル獲得を経験したとともに、メッシが単独トップに立ったのだ。
昨季終了時点でバルサでの通算獲得タイトル数トップはメッシとイニエスタが32で並んでいた(内訳はUEFAチャンピオンズリーグ4回、FIFAクラブワールドカップ3回、ヨーロッパスーパー杯3回、リーガ9回、スペインスーパー杯7回、国王杯6回)。しかし昨季限りでイニエスタはバルサを退団し、現在はJ1神戸の一員となったことで、タイトル獲得数でメッシが単独トップに立つことになった。
メッシは今夏のロシア・ワールドカップで1ゴールを挙げたものの、決勝トーナメント1回戦でフランスの軍門に屈し、4度目の挑戦でも世界一に輝けなかった。今季はその悔しさをぶつける1年となるが、まずは幸先の良い出だしになったと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)