C・ロナウドフィーバー再び! 伝統の紅白戦に“定員2倍超え”の1万2000人が殺到
人口4100人の地域での試合ながら、準備された4900枚のチケットは完売
イタリア王者ユベントスに加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが巻き起こしているフィーバーは、まだまだ熱を失っていない模様だ。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、ロナウドを見るために5000人弱が定員の会場に1万2000人が殺到しているとレポートしている。
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ユベントスは18日にセリエA開幕戦(キエーボ戦)を控えているが、現地時間12日には、本拠地トリノのピエモンテ州南部にあり、ユベントスのメインスポンサーを務める自動車メーカー「FIAT」創業者ジョヴァンニ・アニエッリ氏が生まれた地でもある「ヴィッラール・ペローザ」でお披露目色の強いトレーニングマッチを予定していた。ユベントスのユースチームがトップチームに挑むというクラブ内の紅白戦のようなものだ。
基礎自治体と呼ばれる4100人しか人口のいない地域だが、本拠地トリノからファンが訪れることも予想し、4900枚のチケットを用意したという。しかし、チケットが完売したどころか1万2000人のファンが殺到している状況にあるとレポートされている。
収容能力の2倍を超えるようなファンが殺到したのも、ユベントスのユニフォームを着たロナウドを見たいというファンがあまりにも多いからだ。その期待に応えるように、ロナウドは実戦デビューでいきなり1ゴールを決めている。ユベントスの開幕戦は敵地でのキエーボ戦ながら、チケットが発売24時間以内に完売したことも話題となった。
イタリアに巻き起こっているロナウドフィーバーは、まだまだ続いていきそうだ。ピッチ上でロナウドが見せるプレーと結果次第では、さらに大きなムーブメントとなる可能性もあるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)