「幻想的」「次元の違うレベル」 韓国メディアもイニエスタの華麗なJ初ゴールに脱帽
ポドルスキからのパスを反転トラップ、相手GKもかわして決めた一撃を絶賛
ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが、J1リーグ第21節のジュビロ磐田戦で、Jリーグ初ゴールを決め、2-1の勝利に貢献した。
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韓国メディアもイニエスタの来日初ゴールに称賛の嵐だ。
スポーツ専門サイト「SPOTVニュース」は「イニエスタは幻想的なゴールを炸裂させた。 前半15分、ルーカス・ポドルスキのパスを受けたイニエスタは、感覚的なターンでディフェンダーを華麗にかわし、その後ゴールキーパーまで抜いて、無人のゴールにシュートを決めた」と伝えた。
また、スポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、「名不虚伝(ミョンブルホジョン=名に恥じない)の初ゴールだった」と称賛。「この日の試合は元スペイン代表と元ドイツ代表、ワールドカップ優勝経験もあるイニエスタとポドルスキが入団以後、初めてともにピッチに立ち注目を集めた。ポドルスキの絶妙なアシストから、イニエスタが華麗な個人技でゴールを成功させた。Jリーグで最注目のゴールになった」と報じている。
サッカー専門サイト「インターフットボール」も、「次元の違うレベルを見せたイニエスタが日本でデビューゴールを成功させた」と伝えた。
同サイトは特にイニエスタのパスと動きが、神戸に緩急のリズムをつけたとし、「終始、レベルの違うプレーを見せた。柔らかいタッチとパスで神戸の攻撃に勢いをつけた」と絶賛。さらに「アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権がかかったリーグ3位に向けて大きく前進した」と伝えており、イニエスタがクラブ史上初のACL出場権獲得へのカギになるのは間違いなさそうだ。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。