イニエスタの超絶トラップ&ターンをバルサ贔屓紙も言及 「大きな熱狂をもたらした」
真骨頂のテクニックにスペイン紙も反応「神戸での真のお披露目」
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが11日、J1リーグ第21節ジュビロ磐田戦で来日後初ゴールを決めた。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの縦パスを超絶トラップでターンする一撃は、日本だけでなく昨季まで所属したバルセロナの贔屓紙「スポルト」でも超速報で報じられている。
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イニエスタは磐田戦の前半15分、右サイドからドリブルでボールを持ち運んだポドルスキの高速縦パスに反応。ボールを受ける前の時点ではゴールに背を向けていたが、まるでスパイクに吸盤がついているかのような正確なトラップとターンで対応した磐田DF大井健太郎を無力化。そしてGKとの1対1となると、Jリーグ屈指の守護神カミンスキーをフェイント一発でかわし、ゴールへと流し込んだ。
イニエスタの真骨頂とも言えるテクニックで奪った一撃は、日本列島だけでなくスペインでも大きく扱われている。特に10代の頃から育成年代に属し、バルサ一筋だったこともあり、同紙電子版は「イニエスタ、ゴラッソでヴィッセル神戸での真のお披露目」とのタイトルで、ゴールシーンを動画で紹介。そしてこのように記している。
「バルサの前キャプテンで今はヴィッセル神戸の選手であるイニエスタが、本拠地の試合で素晴らしいゴラッソによってJリーグ初ゴールを決めた。そして、その質の高さと的確さはチームメイトたちからも大いに称賛された」
同紙はイニエスタが湘南ベルマーレ戦、柏レイソル戦に次ぐ3試合目での初ゴールとなったことを伝えるとともに、「ゴールの瞬間はヴィッセルのホームスタジアムに大きな熱狂をもたらした」とイニエスタ効果の絶大さを描写している。
世界最高のプレーメーカーとして愛されたイニエスタのJ初ゴールは、瞬く間に世界に拡散されている。