フローニンゲン堂安、開幕戦激突のフィテッセ監督が警戒 「リーグトップ選手の一人」
かつて本田を指導したスルツキー監督、堂安を要警戒人物に挙げる「簡単ではないだろう」
オランダ1部フローニンゲンのMF堂安律は、8月12日にフィテッセとの開幕戦を迎える。昨季は海外挑戦1年目で9ゴール4アシストを記録し、今季から新たに「7番」を託されたが、対戦する敵将も「リツ・ドウアンはリーグでトッププレーヤーの一人だ」と警戒心を強めている。オランダのサッカー専門サイト「FC Update」が報じた。
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堂安は2017年6月、J1ガンバ大阪からフローニンゲンに期限付き移籍。同クラブに所属した10代選手としては、元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン)らわずか3人しか成し遂げていない8ゴール以上をクリアした。クラブのシーズンMVPにも選ばれ、完全移籍のオプション行使と新たに3年契約が締結された。
新シーズンから7番を背負う堂安は、7月24日のデ・フラーフスハプとの練習試合で絶妙なアシストを決めるなど、新シーズンに向けてコンディションは上々。クラブが公式ツイッターで「リツ・ドウアンは2018-19シーズンに何ゴール挙げる?」と問いかけると、ファンからは最低10ゴール、二桁得点・二桁アシストをノルマとする声が挙がり、2年目への期待はさらに大きくなっている。
対戦相手にとっても、堂安は要警戒人物のようだ。記事では、開幕戦で相まみえるフィテッセのレオニード・スルツキー監督がクラブ公式サイトで語ったコメントを紹介している。
「シーズン最初の試合はいつだって重要だ。フローニンゲンは良いチームだし、リツ・ドウアンはエールディビジでトッププレーヤーの一人だから、簡単(な試合)ではないだろう。少なくとも昨季と同じ(6位)成功は収めたいし、おそらくシーズン中にこの野望に向かってアジャストしていけるだろう」
CSKAモスクワ時代に日本代表MF本田圭佑を指導したスルツキー監督から警戒された堂安。昨季6位に入った相手の守備網をかいくぐり、ゴールネットを揺らせるか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)