マンU守護神デ・ヘア、華麗な“右手一本セーブ”を母国称賛 「ファンタスティック」
戦犯の一人にされたロシアW杯のイメージを払拭する充実ぶりを披露
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間10日、プレミアリーグ開幕戦のレスター戦で2-1と勝利を飾り、新シーズンで白星スタートを切った。スペイン代表GKダビド・デ・ヘアは鋭い反射神経でシュートストップを見せ、母国メディアから「ファンタスティック」「トップフォームに戻った」と称えられている。
ユナイテッドは前半3分にフランス代表MFポール・ポグバが先制PKを決めると、後半38分にはイングランド代表DFルーク・ショーが追加点を奪取。後半アディショナルタイムに1点を失ったものの、2-1で逃げ切った。
守護神のデ・ヘアが見せ場を作ったのは前半28分。レスターに攻め込まれ、ゴール前のMFジェームズ・マディソンにフリーで強烈なシュートを放たれたが、素早い反射神経で弾き返してゴールを割らせなかった。
右手一本の好セーブに本拠地オールド・トラッフォードは大きく沸いたが、デ・ヘアの母国スペインメディアもこのプレーを大きく報じている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は「デ・ヘアはマンチェスター・ユナイテッドにトップフォームで戻る」と特集。「ロシア・ワールドカップで最も疑問視されたGKの一人は、プレミアリーグでベストのGKだと証明するために戻ってきた。本物のパラドン(スーパーセーブ)だ」と伝えた。また、スペインメディア「20minutos」も「ファンタスティックなシュートストップ」と称賛している。
ロシアW杯ではスペインのベスト16敗退の戦犯の一人とされる憂き目に遭ったが、プレミアリーグ最強守護神とも言われるデ・ヘアが開幕戦できっちり名誉挽回を果たしてみせた。
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