ポグバ、バルサ行きの可能性は消滅せず 代理人とクラブの接触継続をスペイン紙が示唆
プレミア開幕戦でゲーム主将を担い勝利も…今冬の移籍も含めて退団の可能性が残る
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、現地時間10日のプレミアリーグ開幕戦レスター戦でキャプテンマークを巻き、2-1の勝利に貢献した。しかし、スペインの強豪バルセロナ行きはまだ消滅していないという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
ポグバはロシア・ワールドカップでフランスの中核としてプレーし、クロアチアとの決勝戦でもゴールを決めて優勝の原動力になった。ユナイテッドからの退団希望も伝えられるなか、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターと対戦した開幕戦では主将としてプレーし、先制PKを決めるなど勝利を収めている。
それでも、8月31日まで移籍市場が開いているスペインへ移籍する可能性は消えていないという。記事では、「ポグバの代理人ミノ・ライオラは、今でもバルセロナと連絡を取り合っている」と、バルセロナ行きの可能性が残っていることに触れている。
「バルセロナが補強するならば、それはトッププレーヤーでなければならず、ポグバは条件が整っている。不利な点は、ユナイテッドが契約解除金を設定しておらず、移籍するなら選手側の強硬な姿勢が必要になる」
ムンド・デポルティーボ紙は「夏に間に合わなくても、フィリペ・コウチーニョが前例だ」として、冬の移籍市場で話がまとまる可能性も示唆。今年1月、バルセロナはプレミアリーグのリバプールからブラジル代表MFコウチーニョの獲得に成功しているが、ポグバも同様のパターンになる夏の移籍市場で獲得の姿勢を鮮明にして冬に仕留めるというシナリオもあるとした。
記事では「31日までは全てが起こり得る」とし、ポグバ獲得への動きが最後の最後まで続くことを報じている。ユナイテッドにとっては開幕後に主力を引き抜かれれば大きな痛手になるが、ポグバはどのような姿勢をクラブに対して示すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)