東アジア杯に臨むハリルジャパン23人が発表 U-22主将の遠藤航が初選出
サバイバル開始を宣言
日本サッカー協会は23日、中国・武漢で開催される東アジアカップ(8月1日-9日)に出場する23選手を発表した。
注目のメンバーにはU-22日本代表で主将を務める遠藤航(湘南)と、広島の浅野拓磨が初選出された。ガンバ大阪から最多の6人が選出され、米倉恒貴、倉田秋が初の選出となった。また、J1のファーストステージを無敗で制した浦和からは5人が選ばれた。武藤雄樹が初選出され、柏木陽介は2012年2月以来、約3年半ぶりの選出となった。また、興梠慎三は約4年ぶりの選出だった3月の代表選出を負傷によって離脱して以来のメンバー入りとなった。
バヒド・ハリル ホジッチ監督は今回の選考について「若い選手をたくさん選んだ。それは、たくさんのプレーヤーに私のメッセージを伝えたいということでもある。より野心を持ち、よりたくさんのトレーニングをしてほしい。国内組にとっては、いいテストになる。A代表に入るために彼らの価値と能力を見せるときが来ている」とコメント。今後の海外組合流を踏まえ、サバイバルが始まることを宣言した。
一方で「残念ながら3週間前に50人のリストを発表してから、11人がケガをしてしまった。それがなぜであるのか。警告だと受け取った方が良い。その中から23人を選ぶということで難しい状況がある」と、苦しい台所事情も語り、「そのためにバックアップメンバーも用意している」と、リスクに備えていることも明 かした。そして、29日のリーグ戦後に負傷などによってメンバー交代の可能性があることを示唆した。
「負けるための準備はしない」と、連覇へ向けて強い意欲を語ったハリルホジッチ監督。日本代表は8月2日の初戦で北朝鮮と対戦し、その後は5日に韓国、9日に中国と対戦する。