マンU決勝弾のイングランド代表DFを名将モウリーニョも絶賛 「完璧なパフォーマンス」
近年は怪我に悩まされ、ロシアW杯も出場を逃していたが開幕戦で決勝ゴール
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、現地時間10日のプレミアリーグ開幕戦・レスター戦で決勝ゴールを決めたイングランド代表DFルーク・ショーを「完璧なパフォーマンス」と絶賛した。
2014年に18歳でイングランド代表にデビューし、ブラジル・ワールドカップ(W杯)メンバーにも選ばれるなど若くしてブレイクしたショー。同年の夏に当時の10代史上最高額となる移籍金3000万ポンド(約42億5000万円)でユナイテッドに加入したが、その後は怪我に悩まされるなど受難のシーズンが続いていた。
今夏のロシアW杯出場も逃し、モウリーニョ監督からは公の場でパフォーマンスにダメ出しされていたほか、メディアからは太り過ぎも指摘されていた。
しかし、レスターとの開幕戦ではそうしたネガティブな声を一掃する活躍となった。左サイドバックとして先発フル出場を果たし、後半38分にはペナルティーエリア内まで攻め上がって左足で決勝ゴールをマークした。
英公共放送「BBC」のインタビューで、モウリーニョ監督はゴールはあくまでおまけとしたが、「非常に完璧なパフォーマンスだった」とショーを絶賛した。ショー自身も英衛星放送「スカイ・スポーツ」で「プレシーズンからハードワークをしてきた」と今季に懸ける強い思いを語っている。
「たくさんオフの時間があった。たくさん考える時間もあったし、やるべきこともあった。本当に一生懸命取り組んできた。僕は世界最高のレフトバック(LB)になりたい」
苦しい時期を過ごしたショーだが、まだ23歳。大きな伸びしろを残すだけに、モウリーニョ監督の下で再ブレイクを遂げることができるだろうか。今季の活躍に注目だ。
page1 page2