「芝を食べさせる」…屈辱的な股抜き被害 顔面から地面に突っ込む珍事「首が折れそう」
サンダウンズの南アフリカ代表MFズウェインがドリブル突破、動画公開で欧州でも反響
南アフリカ1部プレミアリーグの第2節が8日に行われ、マメロディ・サンダウンズが敵地でポロクワネに2-0と勝利した。この一戦で南アフリカ代表MFが切れ味鋭いドリブルを披露した際、抜かれた相手がピッチに顔面から突っ込むシーンが脚光を浴び、現地メディアから「相手選手に芝生を食べさせる」と報じられるなど反響を呼んでいる。
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試合はアウェーのサンダウンズが前後半に1点ずつ決めて2-0とリード。そうしたなかで迎えた後半アディショナルタイムにサンダウンズの南アフリカ代表MFテンバ・ズウェインが左サイドでボールを保持し、相手と1対1の場面でドリブル突破を試みた。ポロクワネのDFシブシコ・ムボナニが猛ダッシュで寄せ、力強いタックルをお見舞いするも、ズウェインが軽やかなボールタッチで一瞬先に触り、股下にボールを通して突破。抜かれたムボナニは勢い余って体勢を崩し、そのままピッチに顔面から突っ込むという珍シーンが生まれた。
南アフリカの衛星放送局「スーパースポーツTV」の公式ツイッターは、そのシーンを動画付きで紹介。「テンバ・ズウェインが、相手の首が折れてしまいそうなスキルを見事にやってのける」と絶賛している。一方、南アフリカメディア「TimesLIVE」も「アウチ! ズウェインがポロクワネの選手に芝生を食べさせる」と伝え、華麗なドリブルの被害に遭ったムボナニに同情を寄せた。
その反響はヨーロッパにも広がり、スペイン紙「AS」は「被害者はポロクワネのシブシコ・ムボナニ。屈辱的な股抜きを受けて地面に顔をぶつけるシーンが世界に出回っている」と記している。
ムボナニにとっては本拠地で敗戦したうえ、「芝生を食べさせる」と評されるほどの屈辱的なドリブルの被害に遭うなど、泣きっ面に蜂の状態となってしまったようだ。