モドリッチ獲り失敗のインテル セネガル代表MF獲得合意で“中盤補強ゼロ”回避
モナコからケイタを買い取り義務付きレンタル移籍で獲得
イタリアの名門インテルは、レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチの獲得に失敗することが極めて濃厚になったなか、すぐに中盤の“代役補強”を完了させた模様だ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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インテルはモドリッチ獲得に乗り出していたものの、レアルがチーム内で最大級のサラリーを確保したことで残留が濃厚になったとスペイン紙は一斉に報じた。それはインテルの獲得失敗を意味するもので、アトレチコ・マドリードとの親善試合のためにマドリード入りしていた幹部はレアルと直接交渉を行うこともできず、「我々はここに試合をしに来た」と力なく話したという。
一方で、中盤の補強は別の一手を完了させたという。今年のロシア・ワールドカップ(W杯)のセネガル代表メンバーにも選出されたMFケイタ・バルデ・ディアオを、リーグ・アンのモナコから初年度は500万ユーロ(約6億5000万円)でのレンタル、1年後に3000万ユーロ(約39億円)の買い取り義務付きの契約で獲得することに合意したという。W杯でケイタは、第2戦の日本戦までは出場機会がなかったが、第3戦のコロンビア戦はスタメン出場していた。
ケイタは2013年から17年までセリエAのラツィオでプレーし、1年前にACミランが獲得に乗り出すという報道もあったがモナコに渡っていた。しかし、インテルとの合意で再びイタリアでプレーすることになるという。
もちろん、モドリッチと比較した時には補強のレベルは同等とは言えないものの、インテルは中盤の補強ゼロで来週の開幕を迎える事態は回避したようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)