補強“空振り”もモウリーニョ冷静 マンUが優勝に値するか「現時点で言葉は必要ない」
センターバックと右ウイングの補強を狙うも叶わず、移籍市場閉幕
今夏の移籍市場で思ったような成果を得られなかったマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ユナイテッドが今季のプレミアリーグ制覇に挑戦できるかという問いに対し、「11月か12月の終わりにどうなっているか見てみよう」と自身の考えを明かした。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
ユナイテッドの指揮官であるモウリーニョ監督は、以前から移籍期限が過ぎる前に新しい選手が加入しなければ「難しい」シーズンになると予測していた。だが、結果的に木曜日の移籍市場閉幕までにユナイテッドの選手獲得に対する動きは空振りに終わり、狙っていたとされるセンターバックと右ウイングの選手を獲得することはできなかった。
記者会見では昨季の覇者・マンチェスター・シティの牙城をこのメンバーで崩せるのかという質問が飛び、モウリーニョ監督は明確な答えを語ることを拒否。加えて最初の3カ月で、質問者の警告が正しいか間違っているかが示されるだろうと答えている。
「11月か12月の終わりまで言葉は必要ない。どのチームがプレミアリーグで優勝に値する候補者であるかを見ることができる。だから現時点で言葉は必要ない。11月か12月の終わりにどうなっているのか見てみよう」
ユナイテッドは大物補強を敢行することができず、昨季とほぼ同様のメンバーで新シーズンに挑むことになる。簡単な戦いにならないことは承知の上で、モウリーニョ監督はいくつか考えているオプションもあることから失望することはないと語っている。
「今シーズンを楽しむつもりだ」。勝負の3年目を迎えるモウリーニョ監督は、2012-13シーズン以来のプレミア制覇を狙うチームにどのような結果をもたらすだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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