“宮本ガンバ”、就任4戦目で初白星! アデミウソンの劇的な後半AT弾でFC東京を2-1撃破
終盤に1-1の同点に追いつかれるも終了間際にドラマ
J1ガンバ大阪は10日、リーグ第21節で本拠地に2位FC東京を迎え、前半34分にCKの流れから生まれたDFファビオのゴールで先制。後半41分にFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラに同点ゴールを叩き込まれるも、後半アディショナルタイムにFWアデミウソンが劇的な決勝ゴールを叩き込み、宮本恒靖新監督が就任後4試合目で初白星を手にした。
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G大阪は前節で名古屋グランパスに2点を先行しながら、2-3と痛恨の逆転負けにより宮本体制初黒星を喫し、J2自動降格圏の17位に転落した。2連敗を避けたいこの一戦、ホームに上位争いを演じるFC東京を迎えたなか、G大阪は今季リーグ戦9得点で、チーム総得点(19点)の半数近くを決めている韓国代表FWファン・ウィジョがアジア大会参戦のため欠場。代役にはこれがJ1デビュー戦となる、3年目の20歳FW一美和成が抜擢された。
試合は両者が好機をつかむなか、前半34分に動く。G大阪がCKの流れからパスをつなぎ、MF遠藤保仁のクロスをDF三浦弦太が競り合ってこぼれたボールを、ファビオがゴールに押し込んだ。
待望の先制点を手にしたG大阪だが、後半は1点を追うFC東京の猛攻に遭う。後半開始早々の2分にFW富樫敬真に決定的な一撃を放たれるが、これはGK東口順昭がビッグセーブ。その後もFWディエゴ・オリヴェイラ、途中出場のFWリンスらの猛攻をなんとか凌いでいた。
時計の針が残り5分を切り、初白星への期待が高まった後半41分、G大阪は痛恨の同点弾を喫する。ゴール前でディエゴ・オリヴェイラの個人技に翻弄され、最後は豪快に叩き込まれた。
“宮本ガンバ”の初白星はまたもお預けかと思われた後半アディショナルタイム5分、劇的なドラマが待っていた。前線でボールを受けたアデミウソンが振り向きざまに左足を一閃。見事な一撃がゴール右隅に吸い込まれ、これが決勝点となった。
ベンチでは宮本監督もガッツポーズ。あまりにもドラマチックな展開で、就任4試合目にして嬉しい初白星を手にした。
(FOOTBALL ZONE編集部)