ウェストハムが今夏9人目の補強 W杯日本戦で開始3分退場のコロンビア代表MFを獲得
32歳のカルロス・サンチェスが2年契約 自身3シーズンぶりのプレミアリーグへ
プレミアリーグの移籍最終日となった現地時間9日、ウェストハムはフィオレンティーナからコロンビア代表MFカルロス・サンチェスを獲得した。ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本戦で試合開始3分にPK献上と一発退場という悪夢を味わったボランチが、3季ぶりにイングランドへ復帰する。
クラブ公式サイトの発表によれば、32歳のサンチェスは2年契約を締結。2014年から16年までプレーしていたアストン・ビラ以来となるイングランド1部プレミアリーグ復帰となる。昨季は前半戦をフィオレンティーナで過ごし、今年1月にはスペインのエスパニョールへ期限付き移籍していた。
サンチェスは「ここに来ることができて本当に嬉しい。ワクワクしているし、多くのことを成し遂げることが楽しみだ」と加入の意気込みを語った。クラブにとっては今夏9人目の新戦力となる。
ロシアW杯ではグループリーグ初戦の日本戦で、キックオフからわずか3分にMF香川真司(ドルトムント)のシュートを手で止めてしまい、PKを献上するとともに自身は一発退場となった。1-2で敗れた責任を押し付けられ、SNSでは母国のサッカーファンから殺害予告も飛び出すほどの騒動となった。
大舞台で悪夢を見たサンチェスだが、新天地へ渡り、気持ちも新たにシーズンを迎える。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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