ヤングなでしこ、“痛恨ミス”からの失点でスペインに惜敗 8強進出を懸けて第3戦へ

植木らを投入するも最後までゴールを割れず

 池田監督は後半14分、初戦でスタメン出場のMF宮川麻都とFW植木理子の日テレ・ベレーザでプレーする二人を投入。MF宮澤ひなた(ベレーザ)を右サイドから左サイドへ移すなど変化を加えた。植木は「相手が疲れているなかでプレッシャーを掛け、ゴールが求められていたと思う」という言葉通りに投入直後から積極的なプレーを見せ、最終ラインからボールを奪ってシュートにつなげるチャンスも作り出してリズムに変化を加えた。

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 一時は活性化した日本だが、時間の経過とともにスペインに上手く時間を使うようなボールキープを許してしまい、攻撃の機会を削られてしまった。最後までスペインの組織されたディフェンスを崩し切れなかった日本は、0-1で敗戦。自分たちのミスから与えたセットプレーが勝敗を分けてしまった。

 試合を終えた池田監督は「相手のビルドアップを守備で追い込んで良い形もあったが、注意していたセットプレーからやられてしまった」と試合を振り返った。植木は敗戦にも「目指しているのは優勝」と力強く言い切り、前を向いた。

 これでスペインは2勝、日本は1勝1敗となった。同じC組のアメリカ対パラグアイは日本戦の後の時間帯に開催され、第3戦は日本とパラグアイ、アメリカとスペインが対戦。上位2チームが準々決勝進出の切符をつかむ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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