ヤングなでしこ、“痛恨ミス”からの失点でスペインに惜敗 8強進出を懸けて第3戦へ
前半9分に決定機を逃すと、その7分後にセットプレーから失点
“ヤングなでしこ”の愛称を持つU-20女子日本代表は、現地時間9日にフランスで開催されているU-20女子ワールドカップ(W杯)の第2戦スペイン戦に臨み、0-1で敗戦。第3戦のパラグアイ戦に8強進出を懸けることになった。
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初戦のアメリカ戦(1-0)から中2日、池田太監督は三人のスタメン交代を決断。GK鈴木あぐり(マイナビベガルタ仙台レディース)、MF遠藤純(JFAアカデミー福島)、FW村岡真実(オルカ鴨川FC)がピッチに立ち、2016年のU-17女子W杯で3位に入ったメンバーが中心となり、欧州予選トップ通過を果たした強豪スペインと対峙した。
勝利すれば2位以内を確定できる日本は、最初にビッグチャンスを掴んだ。前半9分、セカンドボールを拾った遠藤が左サイドからペナルティーエリア内に侵入。中央にカットインして右足シュートを放つ場面を迎えたが、距離を詰めた相手GKにブロックされた。
そして、逆に先制点はスペインに生まれた。前半16分、日本は自陣でパスの受け手が見つからずにバックパスをしたが、相手コーナーキックになってしまう。そして、中央に入ってきたボールはゴール前で混戦になり、一度はゴールポストに当たって跳ね返る場面もあったが、最後はDFカルメン・メナージョに押し込まれてビハインドを背負った。
その後は互いに均衡した好ゲームを展開したが、両チームともにペナルティーエリア内で相手を突破してシュートに持ち込むには至らず。日本は0-1のままハーフタイムを迎えた。
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