「彼はマンチェスターに行く」 レスター監督、英代表マグワイアの去就発言の真意は?
ユナイテッドが獲得を狙うと報じられるも残留強調 「金曜夜のわずか数時間のこと」
レスターのイングランド代表DFハリー・マグワイアはマンチェスター・ユナイテッドの補強ターゲットになっているとして、数日メディアを賑わせてきた。現地時間10日にプレミアリーグ開幕戦を控えるなかで、レスターのクロード・ピュエル監督は記者会見でマグワイアの去就について「彼はマンチェスターへ行く」と発言。その真意は一体どこにあるのだろうか。
昨季ハル・シティからレスターへ移籍し、1年で急激に評価を高めたマグワイア。イングランド代表に上り詰め、ロシア・ワールドカップでは28年ぶりに4強へ駒を進めたチームの中心選手として活躍した。
そして、今夏の移籍市場でも去就が最も注目を集めるセンターバックの一人となった。レスターは移籍金100億円以上を要求するとも言われてきたが、これから“マンチェスターへ向かう”ことは確実となった。
レスターのピュエル監督は10日に行なわれるユナイテッドとのプレミアリーグ開幕戦前の記者会見で、25歳のセンターバックについて言及したと地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。
「私は彼がマンチェスターへ行くと認めるよ。しかし、それは金曜夜のわずか数時間のことだがね」
ピュエル監督はこう語ったという。「マンチェスターへ行くと」というのはつまり、レスターの一員としてアウェーのユナイテッド戦に帯同するということを意味する指揮官流のジョーク。改めて残留を強調している。
「ハリーは我々のベストプレーヤー。彼がここにとどまることになってハッピーだ」
攻撃陣を牽引してきたアルジェリア代表MFリヤド・マフレズはマンチェスター・シティへ移籍したが、守備の要であるマグワイアは今季もレスターで開幕を迎えることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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