レアルの“新ネイマール”、バックヒールの連続美技が話題 「魔法を見せた」「氷漬けに…」
期待の18歳ヴィニシウスがバックヒールで股抜き&ルーレット
レアル・マドリードの期待の新戦力、ブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールがプレシーズンマッチで魅せた。強豪ローマを相手に、バックヒールで股抜きとダブルタッチのルーレットを連続して決める離れ業で、「(相手を)氷漬けにした」「魔法を見せた」と海外メディアを沸かせている。
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ブラジルの名門フラメンゴに所属していた2017年、16歳にしてレアルと破格の4500万ユーロ(約58億円)で移籍合意した逸材は、18歳となった今年7月にチームへ合流。インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のアメリカ遠征メンバーに名を連ねると、現地時間7日のASローマ戦(2-1)で持ち前のテクニックを存分に発揮した。
後半12分、スペイン代表MFマルコ・アセンシオに代わって途中出場。2-0で迎えた後半21分だった。ヴィニシウスは左サイドでスペイン人MFセルヒオ・レギロンから縦パスを受けると、自陣に戻りながら右足のバックヒールでローマのオランダ代表DFリック・カルスドルプの股を抜いてワンツーを狙った。さらに、一度は相手にインターセプトされかけたが、タッチライン際でボールを拾い、マーカーに背を向けたまま右足ヒール→左足ヒールと連続ヒット。反転してチェコ代表FWパトリック・シックを置き去りにし、スペースに持ち出して逆サイドへの展開を試みた。
チャンスにこそつながらなかったが、持ち前のテクニックが凝縮されたプレーに海外メディアも反応。スペイン紙「マルカ」は、「ライバルを氷漬けにしたヴィニシウスの脅威:ヒールで股抜きとメリーゴーランド」と取り上げ、「ジダンによるマジカルドリブルのルーレットがよく知られているが、(ヴィニシウスは)バックヒールとダブルヒールのルーレットで、パトリック・シックを氷漬けにした」と伝えた。