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ファン・ハール監督の意味深発言の真相は闇の中 サプライズ補強を否定
発言と報道の食い違いを主張
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、過熱するユナイテッドの新FW獲得のうわさに敏感な反応を示した。3-1で勝利したインターナショナル・チャンピオンズカップのサンノゼ・アースクエイクス戦後、補強について語った。英「BBC」が報じている。
ファン・ハール監督は前日に記者会見で、とある選手について獲得交渉の段階であることを明かしていた。さらに「その選手はメディアが書いているようなストライカーではない」と発言したことから、これまでに名前の挙がっていなかった選手を狙っているとの臆測が流れていた。
これまでに、バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキやトーマス・ミュラー、パリ・サンジェルマン(PSG)のエディンソン・カバーニ、ユベントスのフェルナンド・ジョレンテらビッグネームが獲得候補として報道されている。ドイツ代表のミュラーに関しては移籍金1億ユーロ(約135億円)でのオファーという具体的な数字まで報じられ、注目を集めていた。
しかし、ファン・ハール監督は試合後、「ストライカーを買いたいのかどうかは分からない。メディアにはストライカー獲得でサプライズがあると書かれているのを読んだが、私が言った意味とは異なっている」と、自身の発言と報道に食い違う部分があることを主張した。
また、昨夏に英国史上最高額となる移籍金5970万ポンド(約115億円)を費やして獲得したアンヘル・ディ・マリアの移籍話についても話が及んだ。このアルゼンチン代表MFはPSGへの移籍が迫っていると予測されているが、オランダ人指揮官は「それについては答えられない」と一蹴。「物事にはプロセスがある。言うべき時がきたら話す。彼は7月25日、ここへやって来る」と語っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images