モドリッチ、インテル移籍の可能性潰えず レアル会長と会談せずと伊メディア報道

クロアチア代表MFルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
クロアチア代表MFルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】

今季のチーム合流初日にペレス会長との会談は実施されず

 今夏の移籍市場で去就が注目されているレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、現地時間8日に準優勝を果たしたロシア・ワールドカップ(W杯)後に初めてクラブの練習に合流したが、フロレンティーノ・ペレス会長との会談は行われていないという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 モドリッチにはイタリアの名門インテルが獲得に乗り出し、この8日はペレス会長との去就に関する話し合いが持たれると予想されていた。そのため、8日付けのイタリア紙は一斉に「モドリッチ・デー」という見出しで注目の1日になると報じていた。

 しかし、練習を終えたモドリッチはペレス会長の側近であるアンヘル・サンチェス氏と会話を交わしたものの、会長との直接会談は行われなかったという。現地時間9日にはベルギー代表GKティボー・クルトワの獲得発表セレモニーが行われるため、この日はモドリッチとペレス会長の会談はスケジュール的に難しいと見られている。そのため、翌日の10日に直接対話が行われると予想している。

 インテルはレアルで受け取っている手取り年俸1000万ユーロ(約13億円)から150万ユーロの(約2億円)の昇給に加え、レアルとの残り契約年数2年に対して4年契約という条件を提示すると見られている。一方でレアルは、ペレス会長が移籍を認めない場合に昇給を含む契約延長を打診する可能性も指摘されている。

 インテルは今週末に、アトレチコ・マドリードと親善試合を行うためマドリードへ移動し、幹部もスペイン入りする。金曜日の会談結果次第では、マドリードにおいてレアルとインテルの間で一気に交渉が進展する可能性があると言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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