補強苦戦のマンU、サンチェスが大物獲得を要求 「経験あるビッグプレーヤーが必要」
バルサに移籍したチリ代表の同胞ビダルを引き合いに必要性を主張
マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、クラブに対して大型補強を行うように要求した。タイトル獲得のためには“ビダル級”のタレントを補強する必要があると、バルセロナに移籍した同胞の名前を引き合いに出している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
今夏のユナイテッドは、例年に比べれば静かなオフを過ごしている。期待のブラジル代表MFフレッジを5000万ポンド(約71億円)でシャフタール・ドネツクから獲得したが、それ以外に目立った補強と言えばU-21ポルトガル代表DFディオゴ・ダロトや35歳のベテランGKリー・グラントなど、活躍が未知数の若手とGKのバックアッパーのみ。ターゲットとしていたドイツ代表DFジェローム・ボアテングにも断られるなど、思うような補強が進んでいない。
移籍市場の閉幕が迫るなかで、フランス代表MFポール・ポグバにバルセロナ移籍が急浮上するなど、さらなる戦力ダウンも懸念されている。そうしたなか、今年1月にアーセナルからユナイテッドに加入したサンチェスは、クラブに大物の獲得を要求している。
「ユナイテッドは経験ある、ビッグプレーヤーを獲得する必要がある。バルセロナはアルトゥーロ・ビダルを獲得した。僕と彼はチリ代表でチームメイトだけど、素晴らしい選手。最高レベルの舞台で戦い、タイトルを獲得するためには彼のような選手の獲得が必要だ」
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