「W杯出場の夢を潰してしまった」 リーズ構想外の井手口、サポーターから同情の声も

リーズ・ユナイテッドのMF井手口陽介【写真:Getty Images】
リーズ・ユナイテッドのMF井手口陽介【写真:Getty Images】

今季からチーム合流も、ビエルサ監督が構想外を通告

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドのMF井手口陽介は、新シーズンを前にマルセロ・ビエルサ監督から構想外の通告を受けた。これについて英メディア「HITC」は、リーズサポーターからの井手口への同情の声を紹介している。

 井手口は今年1月、J1ガンバ大阪からリーズに完全移籍。労働ビザの関係で昨季はスペイン2部クルトゥラル・レオネサに期限付き移籍し、今季からチームに復帰していた。

 契約後初のチーム合流となった井手口だが、ビエルサ監督は「彼はどのポジションにおいても2番手にすら入っていない」と構想外を明言。これを受けて記事では、「彼は不幸な呪いにかけられた」と綴り、期待の若手としてリーズに移籍し、半年間スペインの地でプレーするも、適応に苦しみ、最終的に念願のロシア・ワールドカップ(W杯)出場を逃してしまったことも説明している。

 そして、井手口の苦しい現状を受け、リーズサポーターから同情の声が上がっていることも紹介している。

「我々は彼のW杯出場の夢を潰してしまった。その上、構想外であることも通達…酷すぎる」
「彼はこの国のチームにローンで修行させるべきだ。判断はそれからでも遅くないだろう」
「彼の最初の海外挑戦を散々なものにしてしまったことに対し、役立たずとして扱ってしまったことを申し訳なく思う」

 井手口の去就はまだ不透明な状況にあるが、最終的にどのような決断が下されるのか注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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