スコールズ、古巣マンUに辛辣 「シティやリバプールと同等のクオリティーはない」
プレミア王座奪還を狙う古巣に英メディアで辛口評価
元イングランド代表MFポール・スコールズ氏が古巣マンチェスター・ユナイテッドに対し、宿敵マンチェスター・シティやリバプールほどのクオリティーがないと辛辣な批評を展開している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
名将アレックス・ファーガソン氏が勇退した2012-13シーズンを最後にリーグタイトルから遠ざかるユナイテッド。ルイス・ファン・ハール前監督や現在のジョゼ・モウリーニョ監督の下で毎年大型補強を敢行しているが、同じマンチェスターを本拠地とするシティやチェルシーといったライバルクラブの後塵を拝する結果が続いている。
そんな凋落の“赤い悪魔”に対して、厳しい言葉を送っているのはクラブOBのスコールズ氏だ。現役引退後にはその激しい物言いで辛口解説者となった同氏は、今季のチームも優勝候補の筆頭として推すことはできないようだ。
「マンチェスター・シティやリバプールを見ていると、彼ら(ユナイテッド)がこの2チームと同等のクオリティーがあるとは思えない。リバプールの方が何人もの素晴らしい選手と契約している。ユナイテッドは昨季、彼らよりも上の順位でフィニッシュしたというのに」
2017-18シーズンに圧倒的な強さを見せて優勝したジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティ、UEFAチャンピオンズリーグで準優勝と躍進したリバプール。この2チームがユナイテッド以上の力を備えていると、スコールズ氏は主張している。
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