レアル、移籍浮上のMFモドリッチと“年俸アップ”で慰留交渉か 現地紙は巨額契約も示唆
モドリッチの推定年俸10億円強、現役最後までの契約を考慮しながらレアルが慰留図る
レアル・マドリードで現在最もホットな移籍市場の話題と言えば、ロシア・ワールドカップ(W杯)でMVPに輝いたクロアチア代表MFルカ・モドリッチの去就だ。セリエAのインテルが引き抜きを狙っていると報じられているが、スペイン紙「マルカ」はクラブ側がモドリッチの年俸アップで慰留に努めると伝えている。
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2020年までレアルとの契約を残しているモドリッチだが、ここにきて急激にインテルが接近。剛腕で知られるレアルのフロレンティーノ・ペレス会長は「7億5000万ユーロ(約960億円)を積まれない限りはクラブを離れることはない」と主張しているが、予断を許さない状況となっている。また、イタリアメディアからはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに移籍したことが、モドリッチのレアルに対する忠誠度を下げる要因になったのではないかとも報じられている。
指をくわえて見ているわけにはいかないとばかり、レアル贔屓で知られる同紙はモドリッチのレアル残留に向けて“援護射撃”の情報を掲載。「ロナウドと違って、モドリッチはサンチャゴ・ベルナベウを退団する予定はないし、新たな契約書を書いている可能性が高い」と記し、モドリッチの現在の年俸は推定で800万ユーロ(約10億2400万円)だが、そこからサラリーアップを果たし、32歳ながら現役最後までの巨額契約を結んでいるだろうと記している。
同紙は「ペレス会長がこれ以上チームを弱体化させるとは考えられない」と、クラブ側に対してもモドリッチ残留を希望する表現をしている。現地時間8日に予定されているモドリッチとクラブ側の会談で状況が進行する可能性があるが、果たして現在世界最高のプレーメーカーは、マドリードとミラノのどちらを選ぶのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)