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元スペイン代表守護神の眼 「カシージャスはメディアの重圧から逃げた」
「マドリードでプレーすべきだ」
元スペイン代表でレアル・マドリードOBでもあるサンティアゴ・カニサレス氏が古巣のGK事情に対して独自の見解を語った。
カニサレス氏は、現役時代にレアルBからトップ昇格を果たし、バレンシアでその才能を開花させた。かつての代表守護神は、レアル移籍がうわさされるマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアこそイケル・カシージャスに代わる新守護神にふさわしいと主張した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
レアルは激震のオフを迎えている。主将イケル・カシージャスはポルトに移籍。デ・ヘアの獲得交渉が停滞しているため、エスパニョールの28歳GKキコ・カシージャを抑えで獲得。コスタリカ代表GKケイラー・ナバスに続く、2人目の実力者を確保することはできている。
カニサレス氏はカシージャについて「確かな技術を持ったいいキーパーだ。でも彼はデ・ヘアに比べれば一段落ちる」と分析。同選手はレアル下部組織出身の実力者だが、ユナイテッドで世界屈指のGKへと成長したデ・ヘアにはまだまだ及ばないと感じているようだ。
「デ・ヘアはレアル・マドリードでプレーすべきだ。デ・ヘアはマンチェスター・ユナイテッドというプレミアリーグのレアル・マドリードでプレーしている。サンティアゴ・ベルナベウのゴールも他のグラウンドと大きさは変わらない。それにもかかわらず、多くの偉大なキーパーたちがマドリードでは他よりも大きなゴールを守っていると感じてきた。それだけ、より高いスキルが求められるんだ。心理的な影響もある」
カニサレス氏は20世紀最高のクラブでのプレーの難しさをこのように語った。
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