リーズ井手口、奇才ビエルサから非情な構想外通告 「正直2番手にすら入っていない」
プロフェッショナルな姿勢を称賛されるも、残留を要請するのは「アンフェア」な状況
イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF井手口陽介は、マルセロ・ビエルサ新監督の構想外となってしまったようだ。地元メディア「リーズ・ライブ」が報じている。
井手口は今年1月、J1ガンバ大阪からリーズに完全移籍。労働ビザの関係で昨季はスペイン2部クルトゥラル・レオネサに期限付き移籍し、今季からチームに復帰していた。契約後初のチーム合流となった井手口だが、ビエルサ監督はプレシーズン中の姿勢を称賛している。
「彼は6週間のプレシーズンでとても上手くやり、頑張ってくれた選手だ。ポジティブな進化も見ることができた。(私は)通常、各ポジションに二人の選手を持っておく方針だ。彼が我々のところにとどまるのかどうか、私には分からない。彼はとてもハイレベルなプロフェッショナル。彼は日本の人々の期待を背負う存在であり、私は日本という国に敬意を持っている」
もっとも一方で、指揮官は井手口が構想外であることも明言した。
「だから、私も自分に誠実であろうと思う。正直、彼はどのポジションにおいても2番手にすら入っていない。彼に多くの時間を与えられている訳ではないため、私が彼に残ってほしいというのはアンフェアだ。だが、彼がとどまるつもりならば、できる限りのサポートをするつもりだ」
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