渦中の香川、FCチューリヒ戦の“エンジェルアシスト”にドイツ感嘆 「一級品」「絶妙!」
中盤の低い位置からループ気味のロングパスを通し、新主将ロイスのゴールを演出
ドルトムントの日本代表MF香川真司は現地時間7日、合宿地スイスでのFCチューリヒとのテストマッチに先発出場。後半25分までプレーしたなか、絶妙なロングパスで新主将に就任したドイツ代表FWマルコ・ロイスのゴールを演出するなど4-3の勝利に貢献し、クラブ公式サイトも「一級品」と称賛している。
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ロシア・ワールドカップ(W杯)に日本代表の一員として出場した香川は、グループリーグ初戦のコロンビア戦(2-1)で先制PKを決めるなど、西野ジャパンのベスト16に貢献。束の間の休息を経て、ドルトムントのスイス合宿に合わせてチームに合流した。
FCチューリヒ戦で4-3-3の右インサイドハーフに入った香川は、1-1で迎えた前半23分に魅せる。中盤の低い位置でバックパスを受けると、相手最終ラインの裏に抜け出したロイスの動きに合わせて、ループ気味の絶妙なロングパスを供給。気心知れた相棒の足もとにピタリとつけ、新主将の勝ち越しゴールを鮮やかに演出してみせた。
ドルトムントは公式サイトの試合レポートで「一級品のパス」と称賛。ドイツ紙「WAZ」は「日本人がロイスへ絶妙パス!」、ドイツメディア「Westline.de」も「シンジ・カガワの素晴らしいパスからBVBの新キャプテン、マルコ・ロイスが得点」と伝えている。
トルコの強豪ベジクタシュ移籍の噂が過熱する香川だが、ルシアン・ファブレ新監督にきっちりとプレーでアピールした。
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