バルサ、仏代表MFポグバの引き抜き失敗 「65億円+代表二人の譲渡」の条件も実現せず
コロンビア代表DFミナとポルトガル代表MFゴメスを含めたトレード案は頓挫
スペイン王者バルセロナはマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ獲得に向けて動いたが、これは失敗に終わったようだ。移籍金4500万ポンド(約65億円)に、二人の代表選手を含めたトレードをオファーしていたが、ユナイテッドが拒否したと英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ポグバは2016年に当時の移籍金史上最高額となる8900万ポンド(約128億円)でユベントスからユナイテッドへ移籍。今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)ではフランス代表のレギュラーとして優勝を果たした。
メガクラブを渡り歩いてきた25歳に、今度はバルセロナが熱視線を送っているという。
チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(←バイエルン・ミュンヘン)やブラジルの逸材MFアルトゥール(←グレミオ)、MFマルコム(←ボルドー)などを補強しているカタルーニャの雄は、ポグバ獲得に向けて「4500万ポンド(約65億円)+コロンビア代表DFジェリー・ミナとポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスの譲渡」という条件でオファーした。
ロシアW杯ではへディングだけで3得点を決めたミナは、今夏ユナイテッドが獲得を狙っていると噂されるセンターバックだ。また、2016年にバレンシアからバルセロナに移籍したゴメスはレギュラーポジションをつかめず、ウェストハムなどへの移籍が取り沙汰されていた。
とはいえ、ユナイテッドには主軸であるポグバ放出の意思は全くないようだ。オファーは断られ、バルサのポグバ引き抜きプランは失敗に終わったと見られる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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