ドルトムント香川は「ハッピーではない」 ベジクタシュが6.5億円の増額オファー提示か
トルコメディアが報道、ベジクタシュへの移籍話は「今週中に進展」と言及
ドルトムントの日本代表MF香川真司の周辺が依然として騒がしい。トルコの強豪ベジクタシュが「背番号10」を用意して獲得に本腰を入れているとされるなか、トルコメディア「aspor」が「ドルトムントに500万ユーロ(約6億5000万円)を提案」と条件アップを示唆する内容を報じた。
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香川はドルトムントとは2020年まで契約を残しているが、ロシア・ワールドカップ(W杯)を終えて移籍の噂が過熱している。なかでも、獲得に熱心な姿勢を見せているのがトルコの強豪ベジクタシュだ。
ベジクタシュはベンフィカからローン移籍していた元U-23ブラジル代表MFアンデルソン・タリスカが、中国1部の広州恒大へ半年間の期限付き移籍。攻撃的MFのポジションが手薄となったため、新戦力として香川に白羽の矢を立てて交渉を進めてきたとされる。
トルコ紙「FANATIK」では、ドルトムントが400万ユーロ(約5億2000万円)のレンタル料を設定したと伝えていたが、記事では「ザ・イーグル(ベジクタシュの愛称の一つ)はタリスカの穴をシンジ・カガワで埋めようとしている。経営陣はドルトムントに500万ユーロを提案」と触れ、100万ユーロ(約1億3000万円)の上乗せを行ったことを示唆している。
「29歳のフットボーラーはドルトムントではハッピーではない。キャリアで新たなページを開きたいと考えており、ベジクタシュは緑色の光(ゴーサイン)を出していることを知っている。この移籍は今週中の進展が見込まれている」
W杯の特別休暇を終え、すでに欧州キャンプを行うドルトムントに合流している香川。果たして、ベジクタシュへの移籍話はどのような結末を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)