J2初優勝も射程圏内のFC町田ゼルビア “J1昇格資格のない”クラブが目指すものとは?
様々な壁をクリアして悲願のJ1昇格を目指す
そして、李は「これはたぶん僕が言う必要はないと思いますけど…」と言葉を続ける。
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「みんな分かっていることだけど、あくまでも終わった時にどの順位にいるか。そういう意味では、現段階で順位を気にしている選手はいません。町田ゼルビアは僕にとってかけがえのないクラブ。サッカーができるかどうかというなかで拾ってもらって、今まで一緒に歩んできたつもりです。『2020年までにJ1昇格』というプロジェクトに関われていることが本当に幸せだと思うし、プロサッカー選手なのでこの先自分がどこまで携わっていけるか分からないですけど、町田ゼルビアとともに今後も上を目指してやっていきたい」
愚直なまでの真っすぐな戦いぶりで人の心を動かす――。相馬監督を先頭にした今の町田の熱量ならば、様々な壁をクリアしてJ1のピッチに立つ“奇跡”を叶えることも、決して不可能ではないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)