チェルシーGKクルトワが練習を無断欠席 レアル移籍へ「退団を強行」と英紙が指摘
レアルとの接触が伝えられてきたなかで6日のチーム練習に姿を見せず
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で最優秀GKに輝いたチェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワが、現地時間6日のチーム練習を無断欠席。英メディアは噂されるレアル・マドリード移籍を実現するための強硬手段に出たと報じている。
ロシアW杯で安定したセービングを見せ、ベルギー史上最高位の3位入りに大きく貢献したクルトワ。大会の最も優れたGKに与えられるゴールデングローブを受賞した。
2014年からチェルシーでも不動の守護神に君臨してきたが、今オフは移籍の噂が過熱。かつて3シーズンに渡ってアトレチコ・マドリードで活躍した26歳は、その古巣の宿敵であるレアルとの接触が伝えられてきた。そして、クルトワは6日の練習に姿を見せず、英紙「テレグラフ」では「無断欠席でチェルシー退団を強行しようとしている」と伝えられた。
英公共放送「BBC」も「チェルシーGKはレアル・マドリード移籍の憶測があるなかで練習を欠席」とし、「ブルーズ(チェルシー)は26歳のベルギー代表がいつ戻ってくるのかは分かっていない」と報じた。退団に向けてついに強硬手段をとったようだ。
チェルシーのマウリツィオ・サッリ新監督も先週、「現時点でクルトワはチェルシーのGKだが、将来は分からない。クラブ次第だが、彼次第でもある」と去就が不透明であることを認めていた。プレミアリーグの移籍市場は現地時間9日に締まるが、ここに来て大型移籍が実現することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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