「今季中に不可欠な存在になる」 ベティス乾、期待の新戦力として地元紙が高評価
親善試合に2戦連続で出場 システム適応には「より多くの時間が必要」も期待値大
日本代表MF乾貴士は、今季から加入したベティスでのプレシーズンマッチに連日出場するなど、新シーズンに向けて着々とトレーニングを積んでいる。開幕まで残り10日間となったタイミングで、ベティスの地元セビージャの「エル・デカーノ」紙ではベティスの新加入選手の現状などを整理。乾についても言及している。
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ベティスは今季、乾のほかにポルトガル代表MFウィリアム・カルバーニョ、ブラジル人DFシドネイらが緑と白のユニフォームに袖を通した。新戦力をいかにチームに馴染ませるがポイントとなるが、「イヌイ、ウィリアム・カルバーニョ、シドネイといった直近で契約をした選手に関しては、システムに適応させるためにはより多くの時間が必要となるだろう」としている。
ただ、それとともに乾に対しての評価の高さを感じさせる一節もある。「チーム始動時点ではいなかった数人は、今シーズン中には不可欠な存在になるだろう。例えばイヌイや(アンドレス・)グアルダードだ」と、ロシア・ワールドカップ(W杯)にそれぞれ日本代表、メキシコ代表として出場した二人を主力級として捉えているようだ。
乾は現地時間4日の親善試合ボーンマス戦(2-0)の後半25分から途中出場しでベティスデビューを飾り、翌日のカーディフ戦(2-1)でも先発出場を果たしている。エイバルでの3シーズンだけでなくW杯で評価を上げたこともあり、リーガ屈指の名門でも大きな期待を寄せられていると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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