「日本で勝つことがどういうことか理解している」 トーレスの献身性を海外メディア称賛
C大阪戦で移籍後初勝利を収めたトーレス、スペイン紙「ベストプレイヤーの一人」と賛辞
サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは5日、J1第20節セレッソ大阪戦で先発出場。1-0と加入後初勝利を挙げ、チーム7試合ぶりの白星に貢献した。
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トーレスは試合序盤から果敢にハイプレスを掛け、鋭いスルーパスで決定機を演出。そして前半38分、今夏に加入した元日本代表FW金崎夢生のスルーパスに抜け出したトーレスが右足のシュートでネットを揺らすも、僅差でオフサイド判定となり、ゴールには至らなかった。
試合を通してハードワークとチャンスメイクを継続し続けたトーレスは、来日最長となる後半アディショナルタイムまでピッチに立った。海外メディアもトーレスが見せたひたむきな姿勢に注目している。
スペイン紙「マルカ」はトーレスの移籍後初勝利に熱視線を寄せ、鳥栖が91日ぶりの白星とレポート。「トーレスはチームの攻撃を牽引し、この試合のベストプレイヤーの一人だった」と、そのパフォーマンスを称えている。
また、海外スポーツメディア「BeSoccer」は、「トーレスはすでに日本で勝つことがどういうことなのかを理解している」と見出しを打って特集。「彼は試合に最も参加した選手だった。輝きを放ったわけではないが、するべきことを全うした」と、献身的なプレーに賛辞の言葉を送っている。
鳥栖は依然としてリーグ戦16位と降格圏内に沈んでいる。約3カ月ぶりの勝利を皮切りに、トーレスのフィットが進んでいけば、チームに追い風が吹いてくるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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