チェルシー監督、ベルギー代表GKクルトワのレアル移籍を容認? 「私が欲しいのは…」

チェルシーを率いるサッリ監督(左)、GKクルトワ(右)【写真:Getty Images】
チェルシーを率いるサッリ監督(左)、GKクルトワ(右)【写真:Getty Images】

サッリ監督はクルトワの意思を確認したいと発言 「話し合う必要がある」

 今夏の移籍市場で最も去就が注目されているGKの一人と言えば、チェルシーのベルギー代表守護神のティボー・クルトワだ。レアル・マドリードへの移籍報道が過熱しているが、今季からチェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督は本人の意思を確認したいとしたうえで、移籍を容認する姿勢であることも明かしている。英紙「ガーディアン」が報じた。

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 スペイン紙「マルカ」では、クルトワが母国記者に対してレアル移籍は「微妙な状況」と説明したことを報じている。これにはプレミアリーグの移籍期限が例年の8月31日ではなく、リーグ開幕前の8月9日に前倒しとなってことが関係しているとされている。9日以降もスペイン勢は補強が可能だが、チェルシーはクルトワの代役を獲得することができない。チェルシーとしても簡単に手放すことはできない状況だ。

 クルトワの代理人は「ベストの選択肢はマドリードに移ることだ」と語るなど、移籍を推進している。その発言についてチェルシーを率いるサッリ監督は「代理人には興味はない。私はクルトワから話を聞きたいんだ」と、あくまで本人の意思が大事だと話している。

「もし明日、クルトワが(代理人と)同じことを言うようであれば、当然話し合う必要がある。なぜなら、私がほしいのは本当に高いレベルのモチベーションを持った選手だけだ」

 指揮官としては、すでにクラブから気持ちが離れている選手は求めていないという。クルトワが移籍希望の意思を明かせば、サッリ監督は移籍を認める可能性が高そうだ。

 チェルシーにとって新シーズンを占ううえで大きな意味を持つ守護神の去就問題なだけに、残り3日となった移籍市場から目が離せそうにない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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