ユナイテッドが土壇場補強か モウリーニョ監督、新戦力獲得を要求「あと数日ある」
テストマッチでバイエルンに0-1敗戦 シーズン開幕に向けてモウリーニョ監督が危機感
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは現地時間5日、プレミアリーグ開幕前最後のテストマッチとしてバイエルン・ミュンヘンと敵地アリアンツ・アレーナで対戦。結果は0-1で敗れ、危機感を募らせる指揮官は、「難しいシーズンになる」と首脳陣へさらなる補強を要求した。英公共放送局「BBC」が報じている。
今夏の移籍市場で、ユナイテッドは4700万ポンド(約68億円)を投じてウクライナのシャフタール・ドネツクからブラジル代表MFフレッジを獲得。さらにポルトから19歳の逸材DFディオゴ・ダロット、2部へ降格したストーク・シティからGKリー・グラントも補強した。しかし、フランス代表MFポール・ポグバを当時の史上最高額で引き抜いた2016年の夏や、アーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得した時ほどの派手な補強は行なわれていない。
昨季は同じ街のライバルであるマンチェスター・シティの後塵を拝する結果となった。今季もアルジェリア代表MFリヤド・マフレズを獲得するなど、着々と戦力を整えている。そして、宿敵リバプールも総額250億円以上という大型補強を敢行した。
バイエルン戦に敗れたモウリーニョ監督は6季ぶりとなるリーグタイトル奪還のためには、チームを一層強化しなければ厳しいと危機感を募らせている。
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