バルサに積極補強の余波 ビダルら“EU外選手”急増でコロンビア代表DFの放出は決定的
コウチーニョがポルトガル国籍取得に動くも開幕には間に合わない見込み
スペイン王者バルセロナはバイエルンからチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルを獲得。今夏4人目の補強と戦力を充実させている。その一方で、EU外選手が増えている問題が浮上しており、ロシア・ワールドカップ(W杯)で活躍したコロンビア代表DFジェリー・ミナは放出が決定的となっている。
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「多すぎるEU外選手のせいで、バルセロナは人選の問題に直面している」
こう報じたのはスペイン紙「マルカ」だ。今夏に積極的な補強に動いているバルセロナだが、ビダルをはじめ、ブラジル人MFアルトゥール(←グレミオ)やU-20ブラジル代表MFマルコム(←ボルドー)など欧州のパスポートを持たない“外国人”扱いの選手が急増している。スペインではEU外選手の登録、出場は3人と制限されており、開幕までに人員整理が必要となりそうだ。
その対象となるのは前述のビダル、マルコム、アルトゥール、ミナ、そしてブラジル人DFマルロン・サントスとブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョも含めた6人となる。コウチーニョは先日、ポルトガル国籍を取得すると報じられたが、手続きなど関係上、開幕までには間に合わない見込みだという。
そうした状況を踏まえ、放出候補となっているのはミナとマルロンだ。
ロシアW杯ではヘディングで3得点を挙げるなど活躍したミナだが、ビダルの獲得が放出を後押しする結果となりそうだ。エルネスト・バルベルデ監督の構想では、ミナよりもベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンの方がセンターバックとして序列が高いようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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